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第11回 日本オカリナコンクール(2024)開催のお知らせ
オカリナを愛する皆様へ
日本オカリナコンクールは昨年に節目となる第10 回を開催することができました。今年からは少し形を変えて次への新たなステップとなるべく、第11 回を計画いたしました。コロナ感染拡大からの緊急避難のように始めた動画審査方式ですが、今回からはこちらを基本といたします。また、印刷した要項や課題曲の配布、郵送によるお申し込みの受付などをやめ、インターネット上での告知のみとし、応募もEメールでの受付のみといたします。
今まで同様にサークルや教室を運営なさっている方々、楽譜や楽器を扱っておられる各社の方々にもお知恵、お力を貸していただけますようにお願い申しあげます。
日本オカリナコンクール実行委員会 委員長 小林理子
委員 橋詰智章 植田篤司 大迫ちか子
主催 日本オカリナコンクール実行委員会
後援 公益財団法人 いたみ文化・スポーツ財団
協賛《団体》
鶴見オカリナふれあい協議会(横浜)・中部オカリーナ協会・公益財団法人生涯学習かめおか財団・徳島オカリナの会・えひめオカリナ協会・滋賀県オカリナ協会・山梨オカリナ連盟・北のオカリナ同好会・Viva!!Ocarina北海道・ふくいオカリナフェスティバル実行委員会(以上、申請中を含む)
協賛《企業》
アルソ出版株式会社・株式会社ドレミ楽譜出版社・株式会社アケタ・さくら工房・トヤマ楽器製造株式会社・有限会社林楽器商会・株式会社プリマ楽器/トート音楽院・LOBO Brothers Corp.・株式会社テレマン楽器・三木楽器Wind Forest・JEUGIA三条本店APEX・株式会社STUDIO fiato・スタジオノベルノート・Fabio Menaglio(イタリア)(以上、申請中を含む)
審査員
エミリアーノ・ベルナゴッツィ Gruppo Ocarinistico Budrieseリーダー
小林 達夫 スイートポテトオカリナ合奏団 主宰
嶋 和彦 浜松市楽器博物館 前館長
田島 篤 指揮者 作・編曲家
橋詰 智章 演奏家 相愛大学音楽学部講師
(50音順、敬称略)
1)部門の構成
1)独奏部門 一般の部
シニアの部(65歳以上)
2)合奏部門(オカリナ奏者2人以上)
*従来のデュエット部門はここに入ります
2)演奏曲
1)独奏部門 一般の部 課題曲および、自由曲1曲
シニアの部 課題曲および、自由曲1曲
2)合奏部門 課題曲および、自由曲1曲
全部門とも1ステージ6分以内に制限します。
3)参加資格
日本に居住するもの。海外からの参加(英語対応のみ)は主催者の承認が必要です。
中学生以下の(大人が共演しない)参加は主催者の承認が必要です。
独奏の一般とシニア両方への重複出演はできません。
独奏部門シニアの部は2024 年末で満65 歳を超えておられる方のみに資格があります。
両部門ともに無伴奏、伴奏有りは自由です。また伴奏者、指揮者については重複出演やシニア資格の制限はありません。
4)独奏部門(一般の部、シニアの部)課題曲について
《一般の部》 ホームページに掲載の楽譜「練習曲第1 番」を演奏します。これは2015 年の第2 回コンクール課題曲でもありました。ただし当時はカットされていた部分が復活しています。「課題曲演奏のためのガイド」を、ホームページに掲載いたします。
《シニアの部》 ホームページに掲載の楽譜「ジ・エンタテイナー」を演奏します。(予告では過去の課題曲からの選択とお知らせしておりましたが、新曲となりました。)「課題曲演奏のためのガイド」を、ホームページに掲載いたします。
5)合奏部門 課題曲について
今回より合奏部門に課題曲を設定しました。ただしさまざまな編成に対して、独奏のように使用楽器を規定することは難しいので、幾通りかの選択肢を設けています。ご自分たちのグループに適合したバージョンを演奏してください。誤ったバージョンを選択しているときは受付不可となります。
課題曲はア・カペラで演奏します、伴奏付けはできません。また、自由曲のオカリナ奏者数よりも少ない人数で課題曲を演奏することは原則として不可です(たとえばオカリナ6人の編成なのに課題曲を4人で演奏するというようなこと)。オカリナ奏者が4人よりも多いときは原則として4 部の課題曲をもとにそのグループにとって良い響きになるようにパートごとの人数を工夫してください(原則的には低音パートから順に人数が増えていくことを想定しています)。またこのとき、新な声部を付け加えたり音を変更することは原則として許可されません。
(例外的にたとえばTの下にBcを追加するというような、元のパートよりもオクターブ低い音程で重ねることは許されます。また、6人の時に限っては3人用の版を使うことも例外として許容されます)
オカリナ奏者2人の時=課題曲SA版
オカリナ奏者3人の時=課題曲SAT版 またはSAA版またはSSA版
オカリナ奏者4人以上の時=課題曲SATB版またはSSAT版
「課題曲演奏のためのガイド」を、ホームページに掲載いたします。
6)楽器の日本オカリナコンクール「標準名」について
オカリナはメーカーごとに音域に対する名前が違っており、単に「ソプラノ」や「アルト」というと一体どの音域の楽器を示しているのかがあやふやになります。日本オカリナコンクールも過去は長さやピアノの音高になぞらえてという示し方をしておりました。今回合奏部門にも課題曲を設定するに当たりましては、楽器名の取違えは大きな誤りを招くことが考えられますので、日本オカリナコンクール「標準名」を設定いたします。これはあなたのご使用の楽器に表示されている音域名とは異なっていることも考えられます。コンクールご参加に当たっては
「標準名」のことをよくご理解いただいて要項中の楽器名や課題曲の楽器指定が「独奏部門」「合奏部門」ともに「標準名」に基づいて記入されていることをご理解ください。
7)課題曲での使用楽器と記譜方式について
伝統的なイタリアンスタイルにならった楽器で音孔数は最多で13とします。丸形や複管の使用は認められません。材質は陶磁器によるものとし、合成樹脂製や木製、金属製などは認められません。
独奏部門の課題曲はS(ソプラノ)で演奏すること。
合奏部門の課題曲中のA(アルト)とB(バス)についてはF管での演奏を想定しています。ただし、G 管での演奏も許容されます。
記譜方式は実音記譜を採用しています。(ただし、S とB はオクターブ下げ記譜です)
(日本オカリナコンクールは、会として実音方式の楽譜使用を推奨します。ただし、移調方式の楽譜の使用についても制限はいたしません)。
8)自由曲の(編曲)著作権について
自由曲で演奏する楽曲(の楽譜)は、日本の著作権法に適合していることが必要です。
①オカリナ用の市販楽譜であり、音の上げ下げやカットなどの改変をせずに演奏する。
②他の楽器(声楽を含む)用の市販楽譜であるが、音の上げ下げやカットなどの変更をせずに演奏する。
①②のどちらにも当たらない時は必ず出版譜の著作権者から「編曲使用」の許諾を得ておいてください。
(クラシック曲で曲自体の著作権は保護期間終了であっても、出版譜の著作権が有効な時、改変に当たっては許諾が必要です。海外出版譜の場合は一般的に手続きに時間がかかることが多いです。)
お問い合わせはメールのみにて受け付けます。ただし事務局では著作権に適合しているかどうかについて、調べ方のアドバイスはできますが、お答えができない場合もあります。自由曲に関して著作権上の問題が発生した時は、参加者の責任においてクリアしてください。
9)P.A.の制限
オカリナの P.A. 使用やリバーブ、エコー類の使用は認められません。
10)伴奏について
生伴奏に限ります。オカリナ奏者より多人数の伴奏は認められません。
課題曲の伴奏付けは認められません。
11)応募、審査、発表の流れ
①申し込み
「日本オカリナコンクール参加申込書」と楽譜のコピー(改変有無の確認のために全ページ分が必要です)を事務局にEメールで送付して下さい。申込書や楽譜はWORD ファイルあるいはスキャンデータやカメラ画像でメール に添付してください 。 申し込みいただいた方に「申し込み確認書」をメール返送します。
「申し込み確認書」返着後に参加費を下記口座にお振り込みください。(口座振込のみです)
申し込み内容の記載不備、添付楽譜の不備、参加費の不足などがあるときはそれらが解消するまで申し込み完了となりません。
受付開始 2024年9月2日(月)
締切 2024年10月31日(木)20時
*期限前に一定数(目安= 50 組)に達した場合は締めきることがあります。(申し込み完了順)
②動画の提出
後日送付の「動画提出についての案内」に従って期限までに演奏動画を提出してください。(インターネット経由での送付のみ) 提出の締め切りはだいたい11月中ば頃の想定です。(案内に従ってください)
③審査
審査員が集まり動画を再生し審査採点します。(11月末の予定、非公開です。)
(E.ベルナゴッツィ氏につきましてはリモート審査となります)
④発表
ホームページ(経由YouTube)上にて全部の応募動画を公開し、同時に受賞結果を発表いたします。(12 月中~下旬の予定)全員に個評が送られます。入賞者には賞状が贈られます。
(参加申し込みによって、応募動画の公開に同意されているものといたします)
(著作権の関係でYouTube 公開不可の曲は静止画像となります)
12) 表彰
各部門 1 位、2 位、3 位
1位受賞者には副賞5万円が与えられます。
13)参加費(1ステージあたり)
イ)独奏部門 1.5 万円(無伴奏、伴奏有りともに)
ロ)合奏部門(2~5 人の時)2 万円
ハ)合奏部門(6 人以上の時)一人4,000 円(最大3 万円)
ロ)ハ)ともに伴奏者、指揮者も人数にカウントします。